みなさん損切りで悩んでいませんか?
初心者に多い損切りの悩みとしては、
・損切り貧乏
・一回の損切りで多くの資金を無くす
この2つがほとんどだと思います。
今回はこの悩みの解決方法を書いていきます。(私も実際に取り入れています)
損失の決め方
トレードをする上で損失は絶対に防げません。
ですので、その損失を自分の資金量にあった適切量にすることが大切です。
実際に下の図で,適切な損失の決め方を考えてみましょう。
〇で買いエントリーし、損切りは直近安値のちょっと下に決めたとします。
この時の買いエントリーが101円、損切り位置が100円となります。
この損切り位置の決め方は教科書通りで、全く問題ありませんよね。
重要なのは、このエントリーをした時のロット数になります。
資金10万円の場合で考えます。
ロット数が2万通貨の場合・・・損失は2万円(資産の20%)
ロット数が5000通貨の場合・・・損失は5000円(資産の5%)
当然の結果ですが、同じ損切り位置でも損失量が変わりますよね。
我々がコントロールするのはこの損失量です。
なぜかというと、損切り位置はチャートに決められてしまい、自分でコントロールすることはできません。
でもロット数は自由に設定できますよね?
ですので、このロット数を上手にコントロールすることで、損切り位置に合った適切な損失量を決めることができます。
同じ損切り位置でも、なにも考えずにエントリーしていたら損失は大きくなり、逆に損失量をしっかり考えてエントリーすれば少ない損失で済みます。
エントリーする前に損失を決めよう
エントリーする前に損切り位置を決めるのは当然ですが、もう一個、損失量(ロット数)もエントリー前に決めてしまいましょう。
そうすることで損失量をコントロールすることができ、想定外の損失が発生しなくなります。
想定内の損失しか発生しないので、トレード計画が立てやすくなり、メンタルも安定しやすくなります。
私がエントリーする前はこんな風に考えてからエントリーしています。
↓
ならロットをこれだけにしておけば、ちょうどいい損失量になるな
こんな感じでエントリー前に決めるだけで、資金を守ることができます。
以上のように、損失をちゃんとコントロールできれば、少なからずトレードに良い影響を与えることになるので、初心者トレーダーは必ずこの考え方を取り入れましょう。
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