指標発表時はチャートが大きく動きます。
こう思って指標発表でトレードして儲けようと思っている人、結構多いですよね。
でもその考えだと最終的には負けることになります。
私は指標の発表時はトレード禁止にしていますが、それにはちゃんとした理由があります。
その理由を解説しますので、皆様のトレードの参考になれば幸いです。
指標発表はFXにおいてファンダメンタル扱いになる
⬇過去の記事に詳しく書いているのですが、私はファンダメンタルをトレードから排除しています。
この記事を一言で表すとこうなります。
「ファンダメンタルを意識してしまうと、チャート上のテクニカルを無視して、自分の都合の良い解釈でトレードしてしまう」
経済指標もファンダメンタルになります。
ですので指標発表時の値動きは予想できるものではないし、攻略しようとしても無意味なので、トレードする価値はありません。
エントリーを誘う値動きだから
指標発表時の1分足などの激しく動くロウソク足をみると、判断が追い付かずに「なんとなく勝てそうだから」と動いた方向にエントリーしてしまうことがあると思います。
みなさんも指標発表時の値動きに釣られて、エントリーしてしまうことはあるはずです。
でもそのトレードはほぼほぼ負ける結果になっていませんか?
考えたら簡単に分かりますが、指標発表時には下記のことが起こります。
✅チャートが一気に動くが、すぐ全モする
✅チャートが一気に動き、そのまま戻らず突き進む
つまり予測できないメチャクチャな値動きになり、一瞬でストップにかかって損切りになるor早い値動きについていけず損切りもできないまま含み損が増えていくことになります。
たまに運よく勝つことができても、それは実力ではなくギャンブルに勝っただけです。
このような無駄なリスクを抱えてまでトレードする価値はありません。
指標発表前にポジションを解消させるべきか
じゃあ指標発表でトレードする気が無くても、ポジションを持ったまま指標発表を迎えてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか?
ポジションを持ったまま指標発表を迎えてしまう場合、私はそのポジションをもったままにしています。
というのも私はスイングトレードが多いので、指標発表時の値動き程度では損切りにかかることがあまりないからです。
そして、発表時に変則的な動きをしても時間がたてば元のテクニカルの動きに収まっていくことが多いです。
このように、スイングなどの長時間足メインでトレードしている人は、もともとの決済位置や損切り位置が離れているので、指標発表を気にしなくてもいい場合がほとんどです。
しかし、スキャルピング等の短期のハイレバトレードの場合は、スプレッドの拡大などで高確率で損切りになってしまうので、できるだけ指標発表時までにはポジション決済しておく方が良いですね。
この記事をまとめるとこんな感じですね。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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