持っているポジションが含み益になった時、あなたは損切りポイントをずらしますか?損切りポイントと利確の仕方を考察したいと思います。
含み益がでた際の損切りポイントに対する行動
含み益がでた際の損切りポイントに対する行動の選択肢としては、ほとんどの人が下記のどれかを選択するはずです。
②建値に移動する
③若干の利益が残る位置に移動する
どの行動も間違いではないです。
特に②と③は資産を守ることができるのでオススメしますが、その場合は「損切りになってしまう確率が高くなってしまう」という欠点があります。
ですので、自分の場合はこの行動にプラスした行動をします。
それが次に説明する”さっさと利確してしまう”です。
さっさと利確してしまう
否定される方が多いかもしてませんが、自分の場合は当初の利確ポイントの5割以上の含み益があれば利確してしまうことが多いです。
上の図は自分が実際にしたトレードなのですが、買い注文をした時は利確ポイントまで上昇すると思っていましたので、そこに指値の決済注文をしています。
しかし、指値までなかなかいかず雲行きが怪しいと感じたので(ここは経験からの感覚です)、手動決済しました。
もし決済しなかったら、最悪損切りよくて建値決済になり、利益はとれなかったでしょう。
しかもその後に当初の利確ポイントまで上昇しているので悔しい思いをしたことは間違いありません。
きれいな値動きを予想してもそうはならない
ポジションを持つ時はその後の値動きを予想して利確、損切りポイントを設定します。
しかしその予想した値動きは理想値であり、実際の相場は予想通りのきれいな動きはなかなかしてくれません。
ほとんどの場合、建値付近でうろうろすることが多くないでしょうか?
ですので、損切りを建値決済にしておき「これで損のでないトレードができたぞ」と意気込んでも、大抵そこで切られることが多いです。後には何も残りません。
よく、「損しないトレードができているので正解だ」とか言っている人がいますが、利益があってこそのトレードですので自分はそのトレードは失敗だと思います。
ならなぜ指値決済注文をしておくのか
自分が指値の決済注文をするのは、チャートをいつも見ているわけではないからです。
その指値位置は、「自分がチャートを見ていない間にここまで動いたらいいな」という希望を含んでいます。
ですので利確ポイントまで待たなければいけないなんてことはなく、その場の雰囲気で決済しています。
利確ポイントは明確には決めておらず、その場の雰囲気で変えた方が、利益を伸ばせる確率が高くなる場合もあります。
ただし、損切り幅だけは絶対に広げてはいけません。
損切り拡大は資産を減らすことに直結するので、一回の損切りで資産のほとんどを失うなんてことも起こります。
まとめ
以上を簡潔にまとめるとこうなります。
損小利大が正義!という人には反対されそうですが、⬇の記事ではそのことについての考えを述べていますので、参考にしてみてください。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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