みなさんは時間足を決めてトレードしていますか?
中々決めきれずに、その場の雰囲気で決めているトレーダーがほとんどだと思います。
そこで、今回はどの時間足でトレードするのが良いかを考察しました。
選ぶべき時間足
いきなりですが結論を言ってしまうと、長い時間足(体感的に1時間足以上)が一番安定したトレードができると思います。
理由は以下の通りです。
②だましが少ない
③ラインが機能しやすい
④必然的に低レバになるのでストレスが少ない
①スプレッドの影響が小さい
自分は海外証券のXMを使用しています。
XMは国内証券に比べてスプレッドが高く(それを補うメリットがありますが)短時間足だとこのスプレッドが影響してトレードが非常にしづらいです。
例えば下図は一分足ですが、買いと売りの価格差が大きく、高値で買い、安値で売りになってしまいます。
よっぽどトレンドが大きくでている時ならスプレッドを補えるかもしれませんが、そんなのはごく稀にしかありません。
一方、日足の場合だとほとんど気にならない(というか価格ラインが一本にしか見えない)くらいで、スプレッドがトレードにほぼ影響しないことが分かります。
②だましが少ない ③ラインが機能しやすい
この2つは似た話なので一緒に説明します。
下図は一分足に高値、安値ラインを引いたものです。
高値ラインで跳ね返されて下落し、安値ラインも割っていますがその後すぐに上昇しています。
この安値ラインを割った時に「サポート割ったぞ!そのまま下落だ!!」と売りで参加した場合、利益は出ずにすぐ損切りになることが分かります。
すべての場合がこうではなく、ラインが機能していることももちろんあります。
しかし、体感的にはラインブレイク詐欺は短時間足のほうが多いです。自分も何回も騙されました・・・。
また、長時間足のラインの方が短時間足に比べて多くのトレーダーが意識していることから、ラインが効きやすいのは長時間足であると思います。
④必然的に低レバになるのでストレスが少ない
最後の理由ですが、自分にとってはこれが一番の理由なんじゃないかなと思います。
短時間足でトレードする場合、ほとんどの人がハイレバにし、利確と損切りポイントを小さく設定すると思います。
それで勝てていれば良いのですが、実際は上記の②③の理由で勝てることは難しいと思います。
また、エントリーしてから短い時間で損切りになることと、引けるラインが多いことからすぐに再エントリーしがちになってしまいます。(⬅ポジポジ病発症)
自分も過去に短時間足でトレードしていたことがあり、今思えば無駄なエントリー、意味の無い損切りがほとんどで、結果右往左往して資金を減らしていただけで残ったものはストレスと後悔だけでした。
しかし長時間足でトレードすると、損切りポイントは必然的に離れた位置になるので、ロットを小さくしなければいけません。
そうすると含み損益の動きが緩やかになり、常にチャートを気にする必要がなくなり右往左往しなくなります。
すると「負けた分を取り戻そう!!」とか思わなくなり、心にゆとりをもったトレードができるようになるのです。
トレードはゆっくり、結果は気にせず
トレーダーと言えば何個ものモニターを駆使し、「常にモニターとにらめっこしながら勝負している」というイメージを持つ人が多いと思われますが、トレードは気長にゆっくり行なった方が安定したメンタルで行えます。
トレード結果に一喜一憂せず機械的に行うほうが精神的にも良く長続きし、良い結果を残せると思います。
みなさんも目先のチャンスに惑わされず、長い目で見て優位性を持ったトレードく心掛けましょう。
以上、最後までよんでいただきありがとうございました。
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