「FXに失敗したら借金を背負う」
FXの世間一般のイメージで多いのはこれではないでしょうか。
テレビなどのメディアで、過去に起きた金融危機(リーマンショックやスイスフランショック)
で多額の借金を背負ったサラリーマンや、主婦のFXトレーダーの話を聞いたことがある人も多いです。
「負け=借金」
FXと聞くとこのように連想されてしまいます。(特に経済に疎い人ほど)
しかしこれは大きな間違いor勘違いだと断言します。
その理由をこれから述べたいと思います。
FXはギャンブルではない
「FXは上がるか下がるかの2択しかありません」
これだけ聞くと勝つ確率は50%なので、確かにギャンブルに思えるかもしれません。
しかし実際のトレーダーは、この勝つ確率が50%以上のところを狙って勝負しています。
つまり、勝率が60%の時、55%の時、70%の時と常に50%以上のトレードをコツコツ積み重ねていけば、総合的には利益がでます。
正しいトレード方法をルール化し、ずーっと続けてトレードしていれば最終的には勝てます。
でもそれが出来ている人はFX人口の10%程しかいないと言われています。
なぜかと言うと、負け側の人間は必ずルールを破ったトレードをしてしまい、その失敗で多くの資金を失うことになるからです。
ルールを破ってしまうのにはちゃんと理由があって過去記事
”FX初心者が失敗しない為におすすめしたいこと”あたりに失敗する理由を書いています。
トレードに負けて借金を背負う場合とは
ほとんどの人が負けるのがFXです。
でも通常は負けたとしても借金を背負うことはありません。
ではどんな場合に借金になるのか?
考えられるのは次の2つのケースです。
ケース①・・・トレード自体にハマり、「負けて資金が無くなったら借金をしてトレード資金に充てる」を繰り返す場合
ケース②・・・相場が急な変動をした際に、持っていたポジションの決済が間に合わなくなり口座にある資金以上の損が発生した場合
ケース①の人は自業自得ですので救いようがありません。すぐにFXから手を引くことをオススメします。
しかしケース②の場合は、業者(証券会社)を通してトレードしている我々には防ぎようがありません。
というのも、我々が持っているポジションは業者が管理しており、業者が都合のいいように動かせるようになっています。
ですので、急な相場変動が起きた時は業者側が損をしないように、一時的にユーザーの注文を受け付けなくなる瞬間があります。
その場合、普段ならロスカットされるはずのポジションがロスカットされなくなり、口座残高がマイナスになってからロスカットされるという異常事態が発生します。
この瞬間に追証という名の借金が生まれます。
追証が発生したら、ユーザーは何日後かまでにマイナス分の資金を業者に払わなくてはなりません。
そして許せないことに、この追証は丸々業者の儲けになります。
勝手にユーザーの注文を受け付けなくさせ、あげくの果てに借金をしてまでマイナス分を払えだなんて酷すぎです。
負けても借金を背負わない方法はあるの?
私はこの真実を知ってからは、国内業者は一切使っていません。
じゃあどうやってFXをしているかというと、私の場合は海外業者XMで取引しています。
(XMはFX初心者こそ使って欲しい海外業者です。入金額以上の資金でトレードできます。)
海外業者の場合はユーザーのポジションは管理しておらず、ユーザー⇔市場間を仲介している立場で運営しています。(”NDD方式”でググってみてください)
ですので、業者の都合のいいようなポジションの操作はできません。
さらに大きな違いとして、急な相場変動口座残高がマイナスになった場合、そのマイナス分は業者が肩代わりしてくれます。
つまり、どれだけ負けても借金を背負うことはないのです。
国内業者を辞めて海外業者で取引するだけで、借金のリスクを大きく減らすことができます。
FXは仕組みを理解してリスク管理をすることが大事
この仕組みを知らないままリーマンショック級な出来事に直面したら、借金を背負うことになっていたかもしれません。
そうなれば自分だけでなく、子供達や家庭も崩壊することになってしまいます。
想像しただけでも恐ろしいです。
小遣い稼ぎで始めたはずが、借金を背負うことになってしまうなんて悲惨すぎますよ。。。
そうならない為にも、これからFXを始める人には正しい知識を身に着けFXに挑んでほしいです。
簡単に稼げるものは存在しません。
FXの仕組みをちゃんと理解し、リスクを最小限に抑えることが勝つ為の大事な一歩になります。
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