
師匠!よく、FXは9割の人が負けるって聞くけど本当なんですか?

あぁ、それは本当だぞ。
ついでに付け足すなら、「残りの1割も負けている」だな。

え?じゃあ全員負けているってことですか?

よく勘違いされているけど、1割の人がずっと勝てている訳ではないんだ。
負けている期間を経て、最終的に勝てた人が全体の1割ってことなんだ。

つまり、最初は全員負けていて、その後勝つ人が1割、そのまま負け続けるのが9割ってことだな。
断言しますが、FXトレーダーで負けたことが無い人は100%いません。
FXをするなら、まずは必ず負けることを理解しましょう。
最初から「FXで大勝ちしてやる!」と意気込んでいる人は要注意ですよ。
今現在FXで負けている人も、正しいやり方をすれば最終的には勝てるようになれます。
FXで勝てていない人は、この記事に書かれていることを理解して実践してみてください。
きっとお役に立てるはずです😏
FXは負けることから始まる
冒頭でも話した通り、FXを始めたばかりのほとんどの人は、まず負けることからスタートします。
たまにビギナーズラックで運良く勝つことがありますが、連勝し続けることはまずあり得ません。
ここで重要なのが、負けたからといって落ち込む必要は全くないということです。
なぜならFXで戦う相手は、企業や機関にいるプロトレーダーや人工知能(AI)で、対してあなたはトレーダーの卵です。

ゾウとアリが戦っているようなもんだな。
ましてや「手法も無くメンタルも弱い初心者」がプロに勝てるはずがないよな。
このことを理解しておけば、初めから勝てる確率がどれだけ低いか分かりますよね?
ですので初心者トレーダーは、まずは負ける経験からスタートになります。
無理に勝ちにいこうとするのではなく、以下のことを意識しながらトレードしましょう。
・資金の増減に慣れる
・資金を飛ばさない
・ちゃんと考えを持ってトレードする
・色んな手法を試してみる
そうすることで、負けていたとしてもトレードの経験値は貯まっていきます。
逆に、なんとなくでトレードする行動だけはやめましょう。
時間とお金の無駄です。
FXで「負ける原因」を理解しよう
負ける経験をしたら、次に大事なのは「なんで負けたのか」を理解することです。
・負けた時のチャートの形
・ルール通りにトレードできたのか
負けトレードの後は、こういったことを逐一考えるようにしましょう。
例えば、「チャートを見返したら優位性がない位置でエントリーしていた」や、「損切りをずらしたことで損失が増えてしまった」などなど。
この行動を繰り返すことで、自分が負けるパターンが見えてきます。

自分はよく、ブレイクアウトした方向についていこうとして失敗してるなぁ。
他にも同じ原因で失敗してるトレードがいっぱいあるぞ・・・

そういった「負けるパターン」を研究していけば対策が立てられるようになるんだ。

負ける確率が高い場面でのトレードを控えればいいんですね!

そういうことだな。
そうすることで勝率を上げることができて、少しずつ勝てるようになっていくぞ。
この段階まできたら、トレードルールの作成、または見直しましょう。
一旦情報をまとめることで、トレードの基礎をさらに固めることができます。
※トレードルールの作成方法は以下の記事に詳しく書いてあるので、併せてご覧ください。

FXで勝てるようになるまで、資金は温存しよう
以上のようにFXは
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②トレードをしながら「負けた状況」を分析
⬇
③トレードルールを組み立てていく
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④勝率を上げていく
といった作業をしていくことで、ようやく勝てるようになっていきます。
FXを負けたまま辞めていく人は、大体②の段階でちゃんと分析せずに、なんとなく負け続けて相場から退場していくパターンが多いですかね。
④まで生き残るためには②と③をきちんとこなす事が大事ですが、そのためにも資金管理には気を付けましょう。
勝率が上がるまでは、どうしても負けが続くことが多いです。
ですので、初めのうちは無くなっても困らない金額(少額資金)でトレードしてください。
せっかく勝てるようになったのに資金が無い!なんてことにはならないようにしましょう。
(私は初期の頃に口座資金を何回も溶かしました。今でも後悔しているので、みなさん資金管理は本当に気をつけてください😭)
FXは必ず負ける仕組み【まとめ】
以上が、「FXは必ず負ける」の本質になります。
負ける理由を理解しながら、相場と正しく向き合っていき「勝てる1割」を目指しましょう!

FXは必ず負けるようになっているが、「負けた経験を上手く利用することで勝てる1割になる」ことがこれで分かっただろう。

はい師匠!
よーし、いっぱい負けるぞ!

何回も言うが、資金管理だけは徹底しておけよ!
まだ資金を増やせる段階ではないんだからな!
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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