初めてEAを探す際、「なにを基準に探せばいいか分からない」という方がほとんどだと思います。
EAは裁量トレードと違い様々な専門用語や数値がでてきますが、何が重要なのかが分からずに適当に選んでしまうと失敗してしまう可能性が高いです。
EA選びに迷っている方は、ここに書かれている内容を参考にして、優秀なEAを見つけ出してください!
勝てるEAの探し方

勝てるEAってどうやって探せばいいんですか❓

優秀なEAを探す際に重要なポイントは3つあるぞ。
探し方に迷ったら、次の3つのポイントに注意してみよう❗
✅ドローダウンが10%以内
✅「フォワードテスト + 含み損」のグラフが右肩上がり
優秀なEAを探す時はこの3つを中心に探しましょう。
この3つのポイントを押さえているEAはだましが少なく、安定して利益を狙える可能性が高いEAになります。
それぞれのポイントを、用語も含めながら説明していきます。
プロフィットファクター(PF)
プロフィットファクターとは期待値のことで、総利益が総損失の何倍かを示すものです。
プロフィットファクター=総利益/総損失 ⬅これが計算式になります
プロフィットファクターの数値が1以下だと損失の方が大きくなり、1よりおおきければ利益が増えていくということですね。
目安としては、プロフィットファクターがおおよそ1.3~3であれば優秀なEAとされていますので、この数値のEAを探すと良いでしょう。
逆に大きすぎる数値の場合、過度に最適化している(つじつま合わせしている)、または条件の良い期間を選んで検証している可能性があるので、3以上のプロフィットファクターのEAは避けた方が良いです。
ドローダウン
ドローダウンとは自分の資産の下落率のことです。
例えば、資産100万から50万の損失を出した場合、資金の半分が減ったことになるので「ドローダウンは50%」となります。
ドローダウンが50%というのは、手法でいうと「ロスカット前提の超ハイレバ」か「損失回避のためにナンピンしまくり」といったところでしょう。
こんな危なげな手法で自動売買したら、一瞬で資金は無くなりますよね。
理想的なドローダウンは10%以内とされているので、10%を超えるEAは避けるか、リスク覚悟で使用しましょう。
フォワードテスト + 含み損
フォワードテストと含み損をデータで公開されている場合は必ず確認しましょう。
フォワードテストとは、現在進行形で開発したEAを実際に稼働させて検証していることを指します。
反対の言葉に「バックテスト」というものがありますが、バックテストは開発したEAを過去のチャートで検証することを指します。
バックテスト =過去~現在(プログラムをバックテストに合わせて改変することで、良い結果になるように操作できる。あてにならない)
つまりバックテストではなく、フォワードテストの方を重要視しましょう。
さらにもう一つ、「含み損」をフォワードテストと同じ時間軸で表示されているEAはさらに信用できます。
というのも、フォワードテストはあくまでも確定された損益を表示するもので、保持中の含み損は加味されません。
これを見極めるのに含み損のデータが必要になります。
上記のような場合に含み損のデータがプラスされたら、グラフは右肩上がりにはならないので、このEAの欠点が「損切りせずに含み損が膨らみ続ける」ことだと気付くことができます。
※このグラフはとあるEAのフォワードテストと含み損のグラフですが、含み損を加味しても収益が右肩上がりになっているので、「実際に勝てているEA」ということになります。
このように、本当に優秀なEAであれば「フォワードテスト + 含み損」のグラフでも結果は右肩上がりになります。
FX自動売買(EA)の失敗しない選び方のポイントまとめ
優秀なEAの条件は以下の3ポイントを押さえていることです。
✅ドローダウンが10%以内
✅「フォワードテスト + 含み損」のグラフが右肩上がり
これを目安にEAを探してみてください。
嘘の情報に惑わされずにある程度EAを絞ることができますし、見るべき情報が分かるようになります。
参考に、この3ポイントを押さえているEAをいくつか紹介します。
一本勝ち
Pips miner EA
~Pips_Miner_EA~
このEAは、トレード頻度を最大化し、
勝ち負けを繰り返しながらも、トータルでは右肩上がりの収益を実現する、
という設計思想で作成した超高頻度型EAとなります。
<本EAの特徴>
・Pipsを『Mining(=発掘)』する、という思想のEAとなります
・かなりの高頻度でエントリーを行いますが、
boost値を調整することで、より「高頻度」or「高精度」な状態に、微調整することも可能です
White Bear Z USDJPY
シロクマロジック(トレンド判定方法)を改良し、フィルターの追加、トレード時間帯を限定することによりUSDJPY 用シロクマとして完成させました。トレード時間帯は日本時間の早朝で、トレードの特徴として、(リスク低減を目的として)若干、建値決済の頻度が高いのが特徴です。
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