FXでボリンジャーバンドの逆張りは使えない?みんな知らない本当の使い方を解説

FXでボリンジャーバンドは使えない?みんな知らない本当の使い方を解説

FXではメジャーなボリンジャーバンドですが、あなたは正しく使えていますか?

実は、ボリンジャーバンドの一番メジャーな使い方である”逆張り”はやってはいけない手法なんです。

断言しますが、逆張りでボリンジャーバンドを使用していると高確率で破産します

 

この記事では、ボリンジャーバンドの正しい使い方を、過去の実際のデータをもとに解説していきます。

💡この記事で分かること
そもそもボリンジャーバンドってなに?
✅ボリンジャーバンドの使い方を間違うとどうなる?
✅ボリンジャーバンドの正しい使い方

そもそもボリンジャーバンドとはどんな手法なの?

ボリンジャーバンドはアメリカの”ジョン・ボリンジャー”が1980年代開発した手法です。

ジョンは現在も講演などで、ボリンジャーバンドを広める活動をしています。

ボリンジャーバンド・・・移動平均線と標準偏差を組み合わせた手法

※標準偏差とは”データのバラつき具合を示す数値”で、FXにあてはめて説明すると、過去の値動きを参考に今後の値動きの範囲を予測するのに使われています。

※Wikipedia-標準偏差-より引用

実際のチャートで見てみましょう。

中心の赤線・・・基準となる移動平均線
青線・・・標準偏差±1σ、68%がこの範囲に収まる
黄色線・・・標準偏差±2σ、95%がこの範囲に収まる
外側の赤線・・・標準偏差±3σ、99%がこの範囲に収まる

これがボリンジャーバンドを構成する線です。

移動平均線を中心にして、ローソク足を囲むように上下にσの線があります。

 

このチャートを見ると分かるように、ほぼ全てのローソク足が3σの内側に収まっています。

これがボリンジャーバンドの一番の特徴であり、ボリンジャーバンドを使うことで未来の値動きを予想することができます。

ボリンジャーバンドの間違った使い方

では、実際にどう使われているかを解説します。

※ここで注意してほしいのですが、今から説明するボリンジャーバンドの使い方は間違っています!

なぜ間違っているのかの根拠も併せて解説しますので、必ず理解していってください。

ボリンジャーバンドを逆張りで使う

ボリンジャーバンドの一番メジャーな使われ方は、”逆張り”の目安としてです。

具体的には以下の使われ方が多いです。

・+2σにタッチしたら売りエントリー
⇒移動平均線にタッチしたら決済
・-2σにタッチしたら買いエントリー
⇒移動平均線にタッチしたら決済

確かに±2σに収まる確率は”95%”なので、この逆張り手法であれば勝てる感じがします。

 

じゃあ実際にこの逆張り手法でトレードしたらどうなるのかをお見せしましょう。

以下のグラフは、上記であげた”2σタッチでの逆張り手法”を1年間やり続けた際の資産推移のグラフです。

キレイに右肩下がりですね(笑)

これは2019年の実際の5分足のチャートを使用したテスト結果で、開始時は10000ドルあった資産が最終的には0となっていることを示しています。

ボリンジャーバンドを逆張りで使うと破産することがこの結果から証明できます。

ではなぜ95%の優位性があるにも関わらず破産するのでしょうか?

ボリンジャーバンドの逆張りがダメな理由

ボリンジャーバンドの逆張りがダメな理由は、値動きは標準偏差で表しきれないからです。

・標準偏差というのはもともと、ある一定の幅で推移する数値に対して有効になる仕組み
・一方、為替の値動きというのは一定の幅で推移するとは限らない

例えば、”10pips程度のレンジ相場がしばらく続いたが、指標発表で一気に50pips動いた”なんてことは、標準偏差からかけ離れた動きです。

 

つまりFXの世界では、”値動きが99%の確率で標準偏差の3σに収まる”なんてことはありえません。

さらに悪いことに、このことに気が付かないで安易に逆張りでボリンジャーバンドを使用すると

・99%で戻るんだから損切りしないでおこう

という気持ちが芽生えてくることがあり非常に危険です。

特にFXの初心者ほど、「ボリンジャーバンドの逆張りは必ず勝てる!」という思い込みが強く、大きな失敗をしてしまいがちです。

まずは安易な、”ボリンジャーバンド=逆張り”という思い込みは捨てましょう。

意外と知らない!?ボリンジャーバンドの正しい使い方

以上のことから、ボリンジャーバンドの逆張りが間違った使い方だと分かりました。

では正しい使い方は?というと、ずばり順張りです

方法としては、先ほど述べた逆張りで目安にしていた2σを用います。

・+2σを上抜けたら買いエントリー
⇒移動平均線を下回るタイミングで決済
・-2σを下抜けたら売りエントリー
⇒移動平均線を上回るタイミングで決済

そして、この方法を先ほど紹介したチャート画像で実践した場合が↓になります。

順張りだと一回のトレードで大きく利益を取れることが分かります。

このようにボリンジャーバンドを用いれば、”トレンドの発生”を把握することができ、そのトレンドに乗れれば大きな利益を狙えます。

※実は、ボリンジャーバンドの開発者のジョン・ボリンジャーバンドも「逆張りではなく順張りがボリンジャーバンドの本来の使い方だ」と明言しています。

 

レンジ相場でちまちまと逆張りを狙うより、トレンド相場で大きな利益を狙うことは損小利大にも繋がります。

ただトレンド発生には”騙し”も多い為、MACDなどのテクニカル指標の併用などが重要になります。

他のテクニカル指標にも言えることですが、一つのインジケーターだけでは確実性が少ないため、自分なりの組み合わせ方を見つけましょう。

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