ブレイクアウト狙いばかりだと破産します。

ブレイクアウトした!今だ!エントリー!!

あ、負けた…
でもまたブレイクアウトだ!すぐさまエントリー!

もうやめとけ!!
ブレイクアウト狙いは利益が大きく取れるからといって、そればかり狙っていませんか?
まぁ私のことなんですがね( `ー´)ノ
これは実体験ですが、ブレイクアウト狙いばかりしているとすぐに資金がなくなります。
明確なトレンド相場以外は、ブレイクアウト手法は避けましょう。
ブレイクアウトがFXで失敗する原因となる理由
ブレイクアウトは基本的に、長期足でトレンドが出ている時に有効です。
それ以外の相場での勝率はかなり低いです。
・レンジ相場でのブレイクアウト
・短期足でのブレイクアウト
・トレンドとは逆方向のブレイクアウト
これらのブレイクアウトは”だまし”が多かったり、そもそもラインが効いていないことがほとんどです。
レンジ相場でのブレイクアウト
レンジ相場が続いたあとに前触れもなく、突如ブレイクアウトが発生することがあります。
一気に突き抜けたように感じますが、実際は「ただレンジの幅が広がっただけ」という結末がほとんどです。
短期足でのブレイクアウト
短期足自体テクニカルが安定しない傾向があるのですが、それはブレイクアウトも例外ではありません。
・ブレイクアウトしたと思ったらすぐ戻る
・そもそもラインが誰も意識していないようなラインを設定していた
・一気に動いたように見えるが、長期足でみたら微々たる値動きだった
ただでさえ短期足はチャートのノイズが多いので、ブレイクアウトもそうですが、テクニカルを効かせようと思うなら、長期足でトレードしましょう。
経験則的に、1時間足以上だとだましが少なく、ラインも綺麗に引けることが多いです。
トレンドとは逆方向のブレイクアウト
トレンドがでている時に、たまに逆方向にブレイクアウトする瞬間があります。
「上昇トレンドなら直近押し目を下抜ける」
「下降トレンドなら直近天井を上抜ける」
この場合はトレンド転換の可能性もありますが、確率的には「トレンドの勢いを付ける為の屈伸運動」であることが多いです。
一旦逆方向に動くと見せかけて、貯まったポジションを軽く軽くしつつ再度トレンドを継続させる為にポジションを切らせているということです。
トレンド相場以外はライントレードの逆張りが正解
トレンド相場は全体の内の3割程で、残りの7割はレンジ相場です。
もちろん期間によっては多少の違いはありますが、平均的にはこの割合に収まります。
ブレイクアウトはトレンド相場で有利な手法で、上手く勝てれば大きい利益をとれます。
このブレイクアウトの旨味を知ってしまうと、たくさん儲かる!と思い相場に関係なくどんどんブレイクアウトを狙いにいってしまいます。
しかしレンジ相場では、ブレイクアウト手法は通用しないどころか損切りになる事が多い手法です。
この事に気付かず何回も負けていき、いつのまにか資金が無い!なんてことになっちゃいます。
これを防ぐためにレンジ相場が継続しそうな局面では、ラインを意識した逆張りが有効になってきます。
負けた分を取り戻そうとする行為は厳禁!
負けが続いた後、その負け分を一回のトレードで取り戻そうとしてませんか?
その行為は危険そのものです!今すぐやめましょう!
例えば今まで1lotでトレードしていたのに、負け分を回収しようとして急に5lotに上げて一か八かのトレードをする行為です。
特にブレイクアウト狙いの場合はさらに、利確位置を遠めに設定しがちですので損失が大きくなってしまいます。
そのたった一回のトレードの負けで資金が0になるなんてこともあり得ます。
なのでこれだけは覚えてください。
「ブレイクアウト+ヤケクソ」は数ある手法の中でも最悪の手法だということを。
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